『Walking in the park』 SIZE:F100 油彩 2007年11月 |
姪っ子たちと海浜公園に行ったとき、とても大きく広々とした公園を 小さい彼女が一人で背筋を伸ばしてすっすっすっと歩く姿が印象深く、可愛らしく思えて描いた作品です。 遠景を歩いているどこかのお姉さんのように、彼女もだんだん成長して大きくなるんだなぁなんて 思いを馳せたりもしました。 |
『出航の朝』 SIZE:F100 油彩 2007年11月 |
ギリシャにてエーゲ海クルーズへでかけました。 朝暗いうちから船に乗りこみ、いざ出航!というときアテネの街の向こうから太陽が昇ってきて、 船から湧き出る蒸気のむこう港に停泊する多くの船や街の家々が明るく輝きだしました。 これから出発する船旅へ期待感も高まるとても印象に残る光景でした。 |
『光るミルトア海』 SIZE:F12 油彩 2007年11月 |
エーゲ海クルーズにて、まずポロス島を目指している途中。 冬のエーゲ海なので、夏の海の色とは違って深い蒼色の中、天気もとてもよく澄み渡った青空のもと、 海の輝きが眩しくきらきらきらめいていました。 |
『Vivid Memory』 SIZE:F20 油彩画 |
新しい生命力あふれる春が来て、いっせいに鮮やかに花が咲き乱れ、 チューリップも伸びやかに首を伸ばす。 のんびり屋の春の妖精も新しい春の主役たちに声をかけている。 そんな春の記憶。 |
『スノードロップ』 SIZE:F10 アクリル 2009年1月製作 |
一年で最も寒い時期、その年一番早く咲く花として英国では一月の花とされているスノードロップ。 草丈10cmほどの小さな花ですが、厳しい冬の終わりと春の訪れを告げる可憐な花です。 そのため様々な伝説をもっていて「希望」や「逆境の中の希望」などの花言葉がつけられています。 その凛とした純粋な雰囲気と、花のさまざまな伝説のいわれにときめいて、 年の初めに、自分も身も凍るような厳しい時期が来ても、 春を信じていきたいという気持ちもこめて描いた作品です。 |
『冬木立』 SIZE:F30 アクリル 2009年1月製作 |
年明けに公園のそばの冬木立の道を黙々と歩いていました。 ふとなにげなく顔を上げると道の先は輝いていて、その光に希望を感じたのです。 暖かな春の訪れずれの予感と、道の先の希望の光。 描きながら自分気持ちが落ち着いて穏やかな気持ちになれた作品です。 |
『アクアワールドU』 SIZE:F100 アクリル 2008年群炎展出品 |
イルカに乗った少女は私が愛してやまない姪っ子です。 少し元気がなかった彼女が「崖の上のポニョ」の映画で元気をもらった姿を見て、 彼女もポニョのごとく元気に活躍できるよう描きました。 妹ちゃんは人魚ちゃんにし、毎回私の絵のモデルをしてくれる友人の息子ちゃんも人魚に描いてしまいました。 クラゲを描いて!カメも描いて!クマノミも描いて!との皆のリクエストのままに描いたので、 まとまらないかもと心配になりましたが、これはこれで?と思える楽しい絵となったような気がします。 |
『旅立ちの朝』 SIZE:F100 油彩 2008年群炎展出品 |
チュニジア・サハラ砂漠の朝。 どこまでも続く砂漠の朝焼けは美しく、特に空のグラデーションに感激しましたが、なかなか表現は難しく…。 また絵肌がデコボコなので画面上では実際の絵とだいぶ色合いが違って見えてしまうのが残念です。 右側のラクダに乗っている女性はこの11月に結婚した、私の友人をモデルに描きました。 新しい出発をする彼女のはなむけになればとの思いをこめて。 |